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デザインの本質を知っていますか?

デザインの本質を知っていますか?

2023.02.17
MEDIA

こんにちは!

今回は「デザインの本質」というテーマで進めていきます。

そもそもデザインとは何か、デザインの思考とは何か、というデザインをする上での基礎でもあり最終的に結果にも繋がるお話ししてきます。 是非、最後までご覧ください!

目次

  • 1.デザインの本質とは?
  • 2.デザイン思考について
  • おまけ デザインの持つ力
  • まとめ

1.デザインの本質とは?

皆さん、デザインやデザイナーといった言葉を聞いた時、どんなことを思い浮かべますか?
「綺麗な広告を作る」「作品を作る人」などが一番多いのではないかなと思います。

ですが、デザインやデザイナーと一言で言っても中を覗くと本当に多くの分類のデザインがあります。
例えば、、、
・ウェブサイトをデザイン「ウェブデザイナー」(私たちの会社が主に行なっていること)
・文字をデザインする「書体デザイナー」
・2Dや3Dをデザインする「CGデザイナー」
・服装やインテリアなどの布地をデザインする「テキスタイルデザイナー」
・空間のデザインをする「空間デザイナー」
引用:「デザイナー」Wikipedia

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など調べらたらきりがないくらいたくさんのデザインを行うデザイナーさんがいらっしゃいます。

デザインを直訳すると「設計」です。
日本デザイン振興会の定義によると、「常にヒトを中心に考え、目的を見出し、その目的を達成する計画を行い実現化する。」この一連のプロセスをデザインとしています。

デザインという行為は「何か解決したい課題がある時」「達成したい課題がある時」のように
課題解決が++デザインの本質++です。そして課題を解決に導く人が++デザイナー++です。

2.デザイン思考について

上記の内容でデザインの本質は課題解決ということがわかったかと思います。
ここで1つ勘違いしないでほしいのは、今も色や形など見た目のキレイさやカッコよさは変わらず重要であることは忘れないでほしいです。

デザイン思考の思考部分で重要なことは下記に書いている4つのバランスです。
・人への理解
・課題の定義
・創造性高く解決策を構想すること
・形作ること

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この4つを全てバランス良くすることが重要になってきます。

ですが、変動が激しく複雑でもの凄く早いスピードで進んでいく現代社会において1つの正解を見つけ出すのは容易ではなく、正解どころか課題さえも見つけ出すのが簡単ではない状況にあります。
なぜなら、向き合うべき課題は何か・どのような過程で解決をしていくのかなどを様々な人が協力して取り組む必要があるからです。

ですので、見た目の質をいいものにするのはもちろんのことデザインを通して社会にどう影響を与えたいのか、抱える課題を捉えて世に出していく道筋を立てることが重要になってきます。

おまけ デザインの持つ力

・人々の交流を豊かにしたインテリアデザイン
キッチンは今や家庭に欠かせないものであり、人が集まる場所ですよね!
ですが、100年以上前のキッチンは騒音や悪臭があるとのことで隔離された部屋にありました。
時代の流れにより、技術の進歩と共にオープンにデザインすることで人が離れて作業する場所だった
キッチンに対する認知をデザインで変えました。

・街全体をコントロールした都市デザイン
公園や公共施設に置かれたベンチは多くの人が座って楽しい時間を過ごすためにあると考えますよね。
ですが、ニューヨークの駅や人が多く集まる場所では必ずしもそうとは限らないのです。
意図的に人々が長時間ベンチに居座らないようにデザインされているのです。こうした種類のデザインをディフェンシブデザインと紹介しています(日本では排除アートという名前で呼ばれているようです)。

他にも有害生物防除のために木に取り付けられた針や、若者が街中でスケートボードをしないようにデザインされた公共の建物など、ディフェンシブデザインはニューヨークでは至るところで使われています。

引用:「意外と知らない?世界の5つの事例から学ぶ、デザインの持つ力」
https://goodpatch.com/blog/power-of-design

まとめ

今回の内容はこちらで以上になります。いかがでしたか?
デザインについてのイメージが少しは変わったのではないでしょうか。
目に見えるデザインだけでなくデザインができる過程や何を課題としているのかを考えながらデザインを見ていくのも面白いかもしれませんね。

それでは次回またお会いしましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。

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