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【中小企業向け】デザイン経営の9つの入り口|前編
【中小企業向け】デザイン経営の9つの入り口|前編
前回の内容(【3分でわかる】デザイン経営とは何か?|始め方も詳しく解説)に引き続いて、
企業の規模関係なく自社の分野に近いものを見つけてぜひ、参考にして欲しいなと思います。
デザイン経営の9つの入り口については3部編成で投稿していきますので、最後までご覧いただけると嬉しいです!
※これから3部構成で投稿していきますが、全て順番通りに実行しないといけないということではないので、ご注意ください。皆様の企業や事業に合わせて入り口を探ってみてくださいね。
目次
・デザイン経営の9つの入り口とは
・会社の人格形成 〜キャラクターの確立からはじめる〜
>意志と情熱を持つ
>歴史や強みを棚卸しする
>未来を妄想する
・まとめ
・デザイン経営の9つの入り口とは
特許庁が出した「中小企業のためのデザイン経営ハンドブック」
に書かれているものになります。
多くの中小企業がデザイン経営を自分の会社で活かすために、自社に近い入り口を各企業で見つけ、実践しやすいように発表されたものです。
各企業によって悩みを抱えている課題は違います。
そのため下記のようなルールは一切ありません。
「9つ全ての入り口を取り入れなければいけない」
「途中から入り込んではいけない」
「1番から順番に行うことが正しい」
自分の会社に近い分野や悩みを探し、自社に合っているかを重視して入り口を探すことが大切になります。
早速、前編で紹介する3つの入り口を見ていきましょう!
・会社の人格形成 〜キャラクターの確立からはじめる〜
「あなたの会社の個性は?」
このようなことを聞かれた時に客観的に答えることができますか?
会社の個性を答えるのは意外と難しいかもしれません。
ですが、その個性こそが社会における価値になるのです。
自社の歴史や創業者の想いを言語化してみましょう。
>意志と情熱を持つ
デザイナー頼みのデザイン経営は長続きしません。
大切なのは発注者側の主体的な「意志と情熱」です。
ビジネスを通して社会に貢献できることは何か。をデザイナーと本音をぶつけ合う関係作りから始めてみましょう。
>歴史や強みを棚卸しする
今まで自社が顧客に提供しつづけてきた価値、自社はなぜ存在するかを再確認するとともに、未来に向けた新たな価値を生み出すための軸を探す行為のこと。
社員一人ひとりが会社の価値を理解し、実現するための一員として行動することで会社の「文化」が形成されていきます。
>未来を妄想する
ファンを増やし、維持するためには何が必要か。
求められるのはどんな未来を実現したいかを描くこと。
実現したい未来を描く際に大切なことは、、
WHAT (機能)・HOW (やり方)ではなく、WHY (なぜ実行したいのか)
が大切になります。
WHYの強さが、共感する仲間を増やすことに繋がります。
・まとめ
今回の前編では、
「会社の人格形成 〜キャラクターの確立からはじめる〜」を中心に紹介してきました。
皆さんの抱える悩みを解消できるような入り口はありましたか?
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
引用:「中小企業のためのデザイン経営ハンドブック みんなのデザイン経営」
https://www.jpo.go.jp/introduction/soshiki/design_keiei/document/chusho/chusho-handbook.pdf