デザインとアートの違い|共通点や役割もわかりやすく解説
デザインとアートの違い|共通点や役割もわかりやすく解説
突然ですが、デザインとアートの違いをご存知でしょうか。
よく比較される2つですが、実はデザインとアートは全くの別物です。
デザインもアートも世の中でよく目にする機会が多いものですが、目的や役割が全然違うのです。
そこで今回はデザインとアートの違いをわかりやすく解説していきます。
また共通点やそれぞれの役割についても解説してきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
・デザインとアートの違い
>意味
>目的
>特徴
>視点
・デザインとアートの共通点
・まとめ
・デザインとアートの違い
まず初めにデザインとアートの違いについて解説していきます。
>意味
デザイン(英語:design):目的設定・計画策定・仕様表現からなる一蓮のプロセスである。
アート(英語:Art):芸術・美術など間接的に社会に影響を与え得るものである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
>目的
デザイン:課題解決
| アート:問題提起
デザインは商品の販売やサービスを促進することを目的としています。ここでの大きな違いはデザインにはクライアントが存在するということです。
クライアントから注文を受け、クライアントに満足してもらえるようなデザインを作り、問題解決できるようにデザイナーは仕事を行います。
アートはデザインとは違い決められたものがないので自己表現を思いのままに描いたり、作ったりを行います。
自分の内部から溢れてくる感情や考えを形にし伝えるのがアートです。
>特徴
説明することが比較的可能なのがデザイン
説明することが比較的難しいのがアート
デザインはほとんどの場合、説明ができます。
・なぜこのフォントを使ったのか?
・なぜこの配色にしたのか?
・なぜこの構成にしたのか? など
アートの場合は表現そのものなので、作った人が表現したいと思い形にしたものがアートになるので説明することは難しいこともあります。
>視点
デザイン:客観的 |アート:主観的
デザインはターゲットに情報を正確に伝えなければならないので、誰が見てもわかるように作らなければ意味がありません。
客観的に見ることが大切になります。
アートは自分が思いのままに描き表現するので物事を主観的に捉え、自分の中で解釈し、形にしていくことを言います。
・デザインとアートの共通点
デザインとアートの共通点は2つあります。
・ビジュアルを作る
・作ったものを相手に伝える
以上の2点はデザインとアートの共通点と言えます。
目的は違っても似た共通点があるため、デザインとアートを同じものだと考えてしまう人が多いのだと考えられます。
デザインとアートを見分ける場合は目的をしっかりと確認してから制作に入るといいと思います。
・まとめ
今回はデザインとアートの違いについての内容でした。
デザインもアートも作ったものを作った本人がその場にいなくても、人に魅力を伝えることができる素晴らしいものであると思います。
ご相談したい内容がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう!